はじめに:初めての車選び、不安じゃないですか?
「どの車が自分に合うのか分からない…」
「営業マンに押し切られて買って後悔したらどうしよう…」
そんな不安、よく分かります。
現役の自動車ディーラー営業マンとして、日々多くのお客様の“最初の一台選び”に立ち会っていますが、正直、最初で失敗してしまう方も少なくありません。
そこで今回は、営業マン目線で「後悔しないための車選びのコツ」を分かりやすくお伝えします!
よくある失敗パターン3選【実話ベース】
パターン① 勢いで決めたら予算オーバーに…
「初来店でそのまま契約」というケース。テンションで買って、納車後に維持費やローンの負担で悩む方、多いです。
パターン② 使い道と合っていなかった…
「見た目が気に入ったから」という理由でスポーツカーを購入→実際は通勤&家族のお迎え用。結果、不便すぎて早期買い替えへ。
パターン③ 周囲の意見に流された
「親や友人がこの車がいいって言ってたから」と選んだ結果、本人のライフスタイルに合わなかった、という話も。
営業マンが教える!失敗しないための7つのチェックポイント
1. 予算を“総額”で決める
車両本体価格だけでなく、諸費用・保険・オプション・ローン金利などを含めて「支払い総額」で考えるのがポイント。
2. 使い道を明確にする
通勤用?週末のレジャー?子育て用?使い方に合ったタイプ(軽・コンパクト・ミニバンなど)を選ぶことが大事。
3. 駐車場のサイズ・環境を確認
駐車場の幅・屋根の有無・出入りのしやすさなど、現地で車両サイズと照らし合わせておくと安心。
4. 維持費も計算に入れる
税金・車検・保険・燃費・メンテナンス費用…。特に若い方ほど保険料の高さにびっくりされます。
5. 試乗・比較は必須
1台だけ見て決めるのは危険。乗り心地・視界・操作性の感覚は人それぞれです。
6. 新車?中古?それとも…
メリット・デメリットを正直に説明してくれる営業マンを選ぶのもポイント。決して「新車推し」だけが正解ではありません。
7. 営業マンに遠慮しすぎない
「こんなこと聞いていいのかな?」という質問ほど、ぜひ聞いてください。良い営業は喜んで説明します。
プロが勧める!初めての車選びでやってほしい3つのこと
① SNS・YouTube・口コミで事前リサーチ
最近はクルマ系YouTubeやSNSで、リアルなレビューや比較動画がたくさん出ています。
まずは気になる車をいくつかピックアップする目的で見るのが◎。
ただし、「いろんな意見を見すぎて逆に迷う」こともあるので注意。
“完璧な1台”を探すより、「これなら自分に合いそう!」と思える1台を見つける感覚が大切です。
② 家族・同乗者の意見を聞いておく
特にパートナー・親などが資金面や使用頻度に関わる場合は、先に話し合っておくとスムーズ。
③ 質問リストを作って来店
「何を聞けばいいか分からない」という方のために、簡単な質問リストをスマホにメモしておくのがおすすめ。
まとめ:あなたに合う一台が、きっと見つかります
初めての車選びは、期待も不安も入り混じる大きなイベントです。
でも、ちょっとした準備と視点で「買ってよかった!」と思える一台に出会える確率はグッと上がります。
最後に営業マンとしての本音をひとつ言わせてください。
「売りたい」よりも「納得して選んでもらいたい」のが本心です。
気になることがあれば、ぜひ遠慮なく聞いてくださいね!
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